コストがかからないアイデアの重要性
2026/03/03
今や住宅ローン控除の適用条件が
ZEHもしくは長期優良住宅の
断熱性能を有することが基本となりましたが、
この水準で家を建てれば驚くほど快適な環境のもと
暮らすことが出来るようになります。
厳しい暑さの夏にせよ、厳しい寒さの冬にせよ
外気の影響をあまり受けにくくなる上、
冷暖房機器もよく効くようになるし、
室内の空気も外に漏れにくくなるからです。
また、躯体性能と共に
冷暖房機器そのものの性能も上がったこともあり、
エアコンから放たれる音も静かになり
その点においても
快適さが増しているのではないでしょうか。
(躯体そのものの断熱性能が低いと
エアコンが全力で働かざるを得ないため
必然的に音がうるさくなりますからね)
つまり、これから家を建てる方は
このような暮らしを当たり前のように
手に入れていただけるわけですが、
これに加えてお金のかからない
「ある工夫」をすれば
さらにこの快適な居住空間を手にしていただくことが
出来るようになります。
その工夫とは「平屋」にすること。
平屋にするとより快適になる理由は、
上下階に温度差が生じないからです。
暖かい空気は軽いことから2階に逃げるし、
逆に冷たい空気は重いことから1階に逃げるため、
2階建ての場合その上下階の温度差を無くすためには
強制的に空気を循環させるしかなく
そのためには高価な空調システムが必要になりますからね。
「電気製品の弱点」
高価な空調システムが
驚くほど快適な暮らしをアシストしてくれることは
疑いようのない事実だと思いますが、
1台の冷暖房機器を動かし
その空気を家全体に送る空調システムにも
電化製品ならではの故障時どうなるのか?
という弱点があります。
仮に真夏に機械が故障し修理をお願いするも
「最短でも1週間はかかります」
なんて言われた時には一体どうなるでしょうか。
あるいは床下に設置した空調システムが
大雨による床下浸水によって
クソ暑い真夏に壊れようものなら
そしてその修理に「最短でも2週間はかかります」
と言われた時に、一体どうなるでしょうか。
たとえ高性能住宅とはいえ、
そんな環境のもとでは暮らすことは
熱中症などのリスクがかなり高くなりますよね。
そんなわけで個人的には
冷暖房機器はそれぞれの部屋を個別で稼働させる
エアコンで十分だと考えています。
高性能であることが基準であれば、
平屋にしておけばリビングのエアコンを日中
太陽光発電によって発電される電気によって稼働しておくだけで、
家全体に空気が行き届き
どこで居ても快適に過ごしていただけるし、
もしそのエアコンが故障した場合でも、
それぞれの部屋に設置したエアコンを動かすようにすれば
故障期間中も不快に感じることなく
過ごしていただけますしね。
もちろん、故障時の修理代に関しても
それなりに差が生じるでしょうしね。
というわけで、
これも平屋にすることの大きなメリットだと思うので、
ぜひ参考にしていただけたらと思います。
あっ、そうそう。
平屋にすることを「お金のかからない工夫」だと
冒頭でお伝えさせていただきましたが、
この理由は、平屋にすれば階段をはじめとした
2階建てでは必要なものの多くがいらなくなり
結果、面積が小さくなることで
同じくらいか間取り次第では安く建てられるからです。


