黒石建設

SIMPLE NOTE BLOG

基準がなく不透明な住宅価格を見極めるための知識

2020年03月28日(土) 12:15

住宅業界には、価格表示について、これといった決まりがなく、

非常に分かりにくいがゆえに、購入する誰もが不透明さを感じられると思います。

 

そして、その不透明さゆえに、終わってみると、契約をした時よりも価格が大幅にアップしてしまい、

最悪の場合、手元にある自己資金でまかなえなくなり、追加融資をお願いしたり、

親御さんからお金を借りざるを得なくなってしまう方などもいらっしゃいます。

 

ですから、これから家づくりをされるみなさんは、このようなことにならないように、

家の価格について正しい知識を身に付けるようにしなければいけません。

 

こんにちは、黒石建設・黒石です。

 

では、なぜこのようなことになるのか?ということについて

まずは、簡単にお伝えしたいと思いますが、

その理由は、住宅会社側が、“お客さんから高いと思われると、

そもそも選んでもらえなくなる”と思っているから、というのが

一番の理由ではないでしょうか?

 

それゆえ、『いくらですか?』と聞かれた時に、少しでも安い価格をお伝えしようとします。

 

そこで高いと思われれば、その時点で商談終了となると思っていますからね。

 

ですから、ある程度商談が進み、“もうこの会社にお願いしよう!”と心に決めた後に、

つまり、契約後だったり工事が始まってから、『実は・・・』という感じで

追加や別途費用についてお伝えするという後出しジャンケンをするようなことになってしまうんですよね。

 

そして、その結果、ここまで来るとそれに従わざるを得なくなることから、

当初より予算がかさんでしまうことになります。

 

家の価格について知っておくべきこと家の価格を安く見せかけるテクニックとして

坪単価表記というものがあります。

 

一般的には、この坪単価という価格表示が最もポピュラーな価格判断の基準となっていますが、

坪単価は、どこの会社でも安く見せかけようと思えば、

いくらでも安く見せかけれことが出来るので注意が必要です。

 

例えば、基本構造を総二階建てにすれば坪単価は安くなります。

他方、平屋にすれば、坪単価は高くなります。

 

つまり同じ面積でも、1階の面積の大小によって坪単価は大きく違ってくるということですし、

また、家の面積によっても違ってくるのが坪単価です。

 

ですから、実際設計してもらい、出来上がった図面を見積もってみてもらうと、

最初にお伝えされていた坪単価とは全然違う価格になっていた・・

というのも決して珍しい話でありません・・・

 

また、使う材料の基本ベースを落としておけば、価格を安く設定することが出来ます。

 

これは当たり前のことですね。しかし、このような設定をしている会社の場合、

良い断熱材を使おうとしたり、無垢材を使おうとしたら、

普段から仕入れていない材料を使用することになるため、

家の性能基準がどんどん上がってきている現在では、

そういった会社で家を建てると、仕入れコストが高くつき、

結果的に余計価格が高くなりがちなので注意が必要です。

 

算出する面積が延床なのか?あるいは総施工なのか?によっても坪単価は全く違ってきます。

 

玄関ポーチやウッドデッキ、バルコニー、吹抜け、中庭、小屋裏などのスペースは、

総施工には含まれますが、延床には含まれませんからね。

 

ですから、もしあなたがこういった要素を、家の中に取り入れたいとお考えであれば、

これらの要素や面積が多ければ多いほど、最初にお伝えされていた価格からは、

どんどん掛け離れていくことになるので注意が必要です。

 

それから、柱間の距離(モジュール)が91cmなのか?はたまた1mなのか?によっても

坪単価は違ってきます。

同じように柱が11本立っていても、91cmモジュールなら9.1mだし、

1mモジュールならば10mになりますからね。

 

この要素だけでも家の面積は7〜8坪ぐらい違ってくるので、

坪単価は安くても総額は高いということになるのが、このモジュールの違いによる錯覚ですね。

 

さらに、坪単価は工事費用がどこまで含まれているのか?によっても違ってきます。

というのも、設計費用、地盤調査保証費用、工事監理費用、屋外給排水費用、

照明器具費用、浄化槽費用、カーテン費用といった項目が、

基本見積りに含まれていないことが多々あるからです。

 

仮に設計費用として30万円、地盤調査保証費用として10万円、工事監理費用として30万円、

屋外給排水費用として50万円、照明器具費用として35万円、浄化槽費用として50万円、

カーテン費用として35万円、が基本見積りとは別で必要だとしましょう。

 

となると、240万円もの費用が、工事見積書とは別で必要になってくることになります。

もしあなたの家が30坪だとしたら、これだけでも坪単価が8万円も違ってくるというわけですよね。

 

ですから、工事の範囲についてもしっかり確認すべきです。

消費税がそこに含まれているかどうか?も、案外見落としたり、

聞き落としたりしがちなことなので注意が必要です。

 

消費税だけでも、150万円前後の費用が違ってくることになりますからね。

先程と同じ30坪の家なら、税金だけでも坪単価が5万円も違ってくるということですからね。

外構(庭)の工事費用も計画の中に入れてくれているかどうかも、しっかり確認すべきです。

 

この費用は敷地の大きさや状況によって大きく異なってくるので、

さすがにこの費用まで坪単価に含んでいる会社はないと思いますが、

せっかく家を建てるんですから、この予算もしっかり確保してくれているかどうかも

しっかりと注意をはらうべきポイントですね。

 

この外構費用というのは想像以上に高いものなので、

弊社では、この費用を限りなく抑えることも想定した上で、

家のデザインや間取りなどを考えているので、50万円前後の予算で充分ですが、

デザインが普通の家となると、外構にそれなりに予算をかけないと、

あまり美しい外観にはならないので、弊社が想定している予算の2倍〜3倍ぐらいは、

外構工事に予算を確保しておいてもらう方がいいのではないでしょうか?

 

いかがでしたか?

最低限、これらの知識は身につけていただいた上で、

住宅会社でお話を聞くようにしていただければ、目先の安さに騙されたり、

いい加減さに惑わされることもずいぶんとなくなると思いますので、

まずは、これらについて間違った知識を持たないように

気を付けていただければと思います。

 

それでは、、、

土地探しをする前に誰もが知っておくべきこと

2020年03月20日(金) 20:00

土地の価格については、ある程度、相場というものが存在するものの、

その土地が持つ特徴や仕入れコスト、それから持ち主の事情などによって、

同じエリアの土地だったとしても、設定のされ方が全く違ってくるものですし、

値引き交渉の可不可や大小も違ってくることになります。

 

つまり、土地というものは、価格はあってないようなものだということなのですが、

この事実を知った上で、土地探しを行なっていただければ、

土地購入費用を抑えることが出来るようになります。

 

そして、土地購入費用を抑えることが出来れば

その分建築コストにお金を回すことが出来るようになったり、

あるいは建築コストまで抑えることが出来たなら、

家づくりの総予算を抑えることが出来、

結果、その分だけ後の生活を楽にすることが出来るようになります。

 

こんばんは、黒石建設の黒石です。

 

例えば、もしあなたが非常に人気があるエリアで土地を購入し、

家を建て住みたいと考えているとしましょう。

そして、そのエリアは、なかなか売り土地が出てこなかったり、

出てもすぐ売れてしまうようないわゆる需要が供給を上回るエリアだったとしましょう。

 

このようなエリアでもし新しく土地分譲を行なうとしたら、

不動産屋さんは間違いなく相場よりも価格設定を高くするでしょうし、

たとえ小学校が遠く、立地条件としては劣る土地だったとしても、

それほど設定価格を落とすこともしないでしょう。

 

また、道が狭すぎるとか形が悪すぎるなど、よほど条件が悪くない限りは、

値引き交渉にもほぼ応じてくれないでしょう。

 

となると、あなたは不動産屋さんの言い値で土地を購入しないといけなくなります。

 

その結果、土地購入にお金をかけ過ぎてしまうことになり、

思っていたよりも遥かに家を建てるためにお金が回せなくなったり、

あるいは、家づくりの予算そのものが吊り上がることになり、

その負担が毎月の返済にのしかかってきたり、

貯金がすっからかんになってしまったりすることにつながります。

 

具体的な数字でご説明すると、自己資金が300万円で、

毎月の返済を7万円以下に抑えたいと思っていたら、

あなたの総予算は2,700万円前後になるわけですが、

土地・家以外に200万円が必要だと仮定して、それを差し引くと2,500万円で、

土地を買い、家を建て、庭の工事をしていくことになります。

 

そこで、土地購入のために1150万円もの費用を使ってしまったとしたらどうなるでしょうか?

(土地代1000万円、境界費用25万円、水道加入金10万円、

固定資産税精算金3万円、所有権移転登記12万円と仮定)

 

この場合の選択肢は2つで、1つは、予算を重視するという考え方で、

つまり、残った1350万円という予算の中で家を建て庭の工事をしていくという選択肢です。

 

しかし、この場合、たとえ庭の費用を50万円に抑えるようにしたとしても、

家には1300万円しか予算が回せなくなってしまいます。

 

そして、この予算の中で、少しでもコストを抑えつつ、面積を確保しようとすると、

多くの場合、ものすごく収納が少なく、リビングが狭い、いつも散らかっていて、

さらに周囲から丸見えの、非常に住みにく2階建て住宅を建ててしまうことになります。

 

もう1つの選択肢は、自己資金をもっと入れるか?

あるいは、毎月の負担を上げてローン金額を増やすか?

あるいはその両方を行なうことで、予算を増やすという選択肢です。

 

この場合、家に2000万円の予算を使い、庭に150万円の予算を使うのが

理想を叶えるための現実的な予算だとしたら、800万円も予算がつり上がってしまうことになります。

 

となると、全負担をローンに掛けてしまった場合であれば、

最大で毎月25,000円もの負担が、返済にやってくることになってしまいます。

そして、自由に使えるお金がその分減ってしまうことになります。

 

いずれにせよ、なんのために家を建てたのか?よく分からないことになってしまいますよね?

 

であれば、少しでも土地購入費用を抑えるようにシフトチェンジしていくことを考えるべきです。

 

仮に、少しだけエリアを変更し、その結果、需要と供給のバランスが良く、

ある程度土地を選ぶことが出来、また価格交渉が可能な土地になったとしましょう。

そして、同じ広さの土地が、坪で5万円安く価格が設定され、

さらに、不動産屋さんへの交渉の結果、そこから坪で1万円値引き出来たとしましょう。

 

となると、50坪の土地であれば、300万円も土地を安く購入することが出来るようになり、

家の予算を300万円増やすことが出来るようになります。

 

1,600万円あれば、理想に比べると狭くはなってしまうかもしれませんが、

4人家族で住むには十分な広さの家を建てることが出来るようになります。

 

広めのリビングに、ゆったりした収納、プライバシーと明るさがしっかり確保された空間、

家事負担を大幅に軽減出来る家事動線を実現した住まいがです。

もちろんデザイン性にも一際優れていながら。。

 

結論から言いますと、土地価格はあってないようなものであり、

土地というものは、安く買おうと思えば安く買うことも出来れば、

無知であれば、知らず知らずの間に、どうしても高く買ってしまうものです。

 

そして、高く買ってしまったしわよせは、先程ご説明した形となって

あなたに降り掛かってくることになります。

 

家づくりの予算は、あなたが考えているよりもシビアなものですし、

なにもかもを叶えることは、それなりの代償を伴うことでもあるということです。

 

ですから、建てた後も、無理なく過ごしていただくためにも、

無知なままで家づくりを行なうことだけは絶対にやめていただければと思います。

土地の価格には想像以上に弾力性がありますからね!

 

それでは、、、

年収の6倍の予算は本当に無理のない予算なのか?

2020年03月13日(金) 21:00

先日の新聞記事に、人件費高騰による東京のマンション価格高騰を伝える記事が掲載されており、

東京23区でマンションを買おうと思えば、平均価格が、なんと!?6,629万円もするらしく、

東京の平均世帯年収から考えても約11倍前後になるようです。

 

そして、それを受けて、マンションの販売が不振に陥っていると書かれていました。

なんせ、それだけ多額の借金を背負ってしまうのは、

普通に考えても、恐怖以外のなにものでもないでしょうからね・・・

 

マンションの場合、ローン返済と固定資産税に加えて、

管理費や修繕積立金といった費用も別途で必要にもなってくるわけですしね。

 

こんばんは、黒石建設・黒石です。

 

まー、これはあくまで東京の話なので一旦さておくとして、

この記事の中で書かれていた別の内容について、

今回はお伝えしていこうと思います。

 

その内容とは、、、世帯収入を1人でまかなう場合、

年収の6倍までが無理なく購入出来る価格とされているという内容です。

 

とはいえ、一言で年収の6倍までといっても、ローンで借りる額が年収の6倍までなのか?、

ローンと自己資金を合わせた総予算が年収の6倍までなのか?、

によって違ってくるのですが、ここでは自己資金の有無に関係なく、

ローンとして年収の6倍を借りた場合どうなるのか?ということについて考えてみたいと思います。

 

例えば、あなたの年収が450万円だと仮定したら、

450万円×6=2,700万円を銀行から借入するということですね。

この場合、毎月の返済金額は、フラット35を35年返済で借りた場合、

当初10年間の返済金額が73,726円で、11年目以降の返済金額が76,438円ということになります。

 

そして、これに加えて、フラット35では団体信用生命保険に加入する場合、

別途で毎年1回保険料を支払わなければいけないし、

(初年度の目安が96,660円で毎年少しずつ安くなっていきます)

家を持った以上、固定資産税も毎年1回支払わなければいけません。

(当初3年間(長期優良住宅は5年間)が6万円前後で、その後は倍ぐらいになります)

 

さらに、オススメさせていただいているのが、

将来のメンテナンス費用として、毎月1万円ぐらいの貯金をしていっていただくことです。

こうすることで、定期的に外の塗り替えも出来るようになるし、

なにかがもし故障した時も困らなくなりますからね。

 

つまり、今までは必要じゃなかったこういった費用が、

家を持つことでかかってくることになるというわけなので、

今までかかっていた費用から家賃を差し引き、その代わりにローン金額を足し、

団体信用生命保険に固定資産税、

それからメンテナンス費用を足してやった費用が総出費ということになります。

(光熱費は安くなるかもしれませんが、太陽光発電を設置しない限りは、

快適に過ごそうと思えば、それほど安くならないだろうと仮定しておきます)

 

では、続いて450万円の年収を手取りで考えてみるとどうでしょう。

ボーナスが1ヶ月分あるとした場合、

毎月の手取金額(所得税、住民税、社会保険を差し引かれた金額)は

約27〜8万円ぐらいになってくると思いますが、

ボーナスで固定資産税や団体信用生命保険、自動車税、車の任意保険料、車検費用といった

一括で必要になる費用をまかなうとして、

このローンを借りた場合の家計状況はどうなるでしょうか?

 

まず、27〜8万円からローン金額を差し引くと20万円前後になりますよね。

そして、そこから電気代、水道代、食費(外食含む)、雑費(衣類、日用品、散髪など)、

交際費(こづかい)、ガソリン代、生命保険料(学資保険含む)、携帯電話費用、

学校費用、習い事費用などを差し引いてみてください。

 

こづかいで調整すれば、おそらく赤字にはならないにしても、

この感じだと貯金はおろか、とてもじゃないけどメンテナンス費用すら貯めていくのは難しい・・

って感じじゃありませんか?

 

ですから、たとえ共働きであろうと、合算した年収の6倍もの費用を借りてしまうと

後から生活が苦しくなってしまう可能性が高くなるので、

もっと抑えたローン金額で家づくりの計画を練るべきということになります。

 

他方、もしあなたに自己資金として入れられるお金がなく、

この予算で土地を買って家を建てると考えた場合、

果たしてどうなるでしょうか?

 

これは購入する土地のエリアによって費用が大きく違ってくるわけですが、

人気エリアで土地を買うとなれば、2700万円の総費用は、

予算的には、かなり厳しくなってきます。

 

というのも、そのほとんどが土地取得費用だけで

あっさり1,000万円を超えてくることになるからです。

 

それ以外にも住宅ローン経費や火災保険、登記代といった諸経費もかかってくることになりますし、

家電や家具の購入費用や地盤改良費用なども考慮すれば、

別途経費だけでも200万円ぐらいは必要になってくるので、

そう考えると、外構工事も含めた家そのものに

最大で1,500万円までしかかけれられないということになってしまいます。

 

なのに、理想を叶えようと無理をしてしまった場合、

さらなる負担がローンにのしかかってきて、保険は解約を余儀なくされ、外食や旅行には行けない、

そして、こづかいすら全くなくなってしまい楽しみがなくなる・・・という事態を招きかねません。

 

以上を踏まえると、家づくりはしっかり予算を考えてするべきであるし、

無理のないローン金額にしておくべきであるということが言えます!

ですから、まずは資金計画からしっかり行い、ご自身の予算とローン金額を

しっかり把握するようにしていただければと思います。

 

それでは、、、

家を建てても趣味を諦めなくていいようにするための秘策

2020年03月06日(金) 20:04

バイク、車、釣り道具、サーフボード、レコード、マンガなど・・・

他人には絶対に理解されないものに、必要以上にこだわったり、

必要以上にお金をつかってしまうのが人間です・・・

 

こんばんは、黒石建設・黒石です。

 

好きなモノや好きなコトというのは、分かってはいても案外歯止めが効かないものですし、

やっぱ、たまには欲しいモノをパーン!と買ったり、好きなコトにパーン!とお金を使いたいもんですよね?

 

確かに子供が出来れば、余分にお金がかかるようになるので、

ある程度、自分のものは我慢して節約していかなくてはいけませんし、実際、自分もそうしてきました。

また、家を建てたら今までの生活では支払うことがなかった固定資産税を支払わなくてはいけなくなるし、

定期的にメンテナンスをしていくためのメンテナンス貯金も必要になってくるので、

たとえ家賃と同じ金額でローン返済を組んだとしても、

出費は確実に増えるようになるため、ある程度は我慢し節約していかなくてはいけません。

 

しかしながら、いつもいつも我慢していては、毎日ただただ仕事に家事に育児をこなすばかりで、

ストレスばかりが貯まっていき、楽しくもなんともない生活にウンザリしてきてしまいます(>_<)

 

ですから、家づくりにおいては、可能な限りミニマムな予算を設定し、

最後までその予算の枠を超えることなく、家づくりの着地をすることが大切であると考えています。

 

予算を少なくすれば、土地探しが難航することになるかもしれないし、

理想の家を実現することが難しくなってしまうかもしれません。

 

しかしながら、土地も家もすべて理想を追い求めてしまうと、

よほどの自己資金と収入がない限りは、間違いなく大きく予算オーバーし、

その結果、我慢だらけの生活を強いられることになってしまいます。

 

おそらく、知識不足の状態で家づくりを行なってしまえば、

知識をしっかりとつけた状態で家づくりを行なった方に比べると、

600万円以上予算が違ってきても、決しておかしくありません。

(これに住宅ローン金利まで合わせるとなると、さらに数百万円予算が違ってくるかもしれませんが・・・)

 

そして600万円家づくりの予算が変われば、毎月の返済が約2万円違ってきますし、

そうなれば年間で24万円使えるお金が違ってくることになってきます。

 

今の世の中で、毎月2万円手取り給料を上げよう思えば、

いったいどれくらいかかるでしょうか?

 

 

ですから、家づくりでは、この予算設定を大切に行なうようにしていただければと思います。

 

そして、絶対に譲れないところと譲ってもいいところを見極めて明確にしていただくことで、

予算と要望のバランスがしっかりととれるようになっていただければと思います。

 

そうすることで、無理のない予算で家づくりを行なうことが出来るようになりますし、

その結果、我慢の少ない生活が送りやすくなりますから。

 

建てた後も、ストレスの少ない楽しいライフスタイルを送りましょう!

 

それでは、、、

基準がなく不透明な住宅価格を見極めるための知識

2020年02月28日(金) 20:03

2/28(土)から3日間限定の見学会のご案内♪

ぜひお越しください(^^♪

 

住宅業界には、価格表示について、これといった決まりがなく、

非常に分かりにくいがゆえに、購入する誰もが不透明さを感じられると思います。

そして、その不透明さゆえに、終わってみると、契約をした時よりも価格が大幅にアップしてしまい、

最悪の場合、手元にある自己資金でまかなえなくなり、追加融資をお願いしたり、

親御さんからお金を借りざるを得なくなってしまう方などもいらっしゃいます。

 

ですから、これから家づくりをされるあなたは、このようなことにならないように、

家の価格について正しい知識を身に付けるようにしなければいけません。

 

こんばんわ、黒石建設・黒石です。

 

では、なぜこのようなことになるのか?ということについて

まずは、簡単にお伝えしたいと思いますが、

その理由は、住宅会社側が、“お客さんから高いと思われると、

そもそも選んでもらえなくなる”と思っているから、というのが

一番の理由ではないでしょうか?

 

それゆえ、『いくらですか?』と聞かれた時に、少しでも安い価格をお伝えしようとします。

 

そこで高いと思われれば、その時点で商談終了となると思っていますからね。

 

ですから、ある程度商談が進み、“もうこの会社にお願いしよう!”と心に決めた後に、

つまり、契約後だったり工事が始まってから、『実は・・・』という感じで

追加や別途費用についてお伝えするという後出しジャンケンをするようなことになってしまうんですよね。

 

そして、その結果、ここまで来るとそれに従わざるを得なくなることから、

当初より予算がかさんでしまうことになります。

 

家の価格について知っておくべきこと家の価格を安く見せかけるテクニックとして

坪単価表記というものがあります。

 

一般的には、この坪単価という価格表示が最もポピュラーな価格判断の基準となっていますが、

坪単価は、どこの会社でも安く見せかけようと思えば、

いくらでも安く見せかけれことが出来るので注意が必要です。

 

例えば、基本構造を総二階建てにすれば坪単価は安くなります。

他方、平屋にすれば、坪単価は高くなります。

 

つまり同じ面積でも、1階の面積の大小によって坪単価は大きく違ってくるということですし、

また、家の面積によっても違ってくるのが坪単価です。

 

ですから、実際設計してもらい、出来上がった図面を見積もってみてもらうと、

最初にお伝えされていた坪単価とは全然違う価格になっていた・・

というのも決して珍しい話でありません・・・

 

また、使う材料の基本ベースを落としておけば、価格を安く設定することが出来ます。

 

これは当たり前のことですね。しかし、このような設定をしている会社の場合、

良い断熱材を使おうとしたり、無垢材を使おうとしたら、

普段から仕入れていない材料を使用することになるため、

家の性能基準がどんどん上がってきている現在では、

そういった会社で家を建てると、仕入れコストが高くつき、

結果的に余計価格が高くなりがちなので注意が必要です。

 

算出する面積が延床なのか?あるいは総施工なのか?によっても坪単価は全く違ってきます。

 

玄関ポーチやウッドデッキ、バルコニー、吹抜け、中庭、小屋裏などのスペースは、

総施工には含まれますが、延床には含まれませんからね。

 

ですから、もしあなたがこういった要素を、家の中に取り入れたいとお考えであれば、

これらの要素や面積が多ければ多いほど、最初にお伝えされていた価格からは、

どんどん掛け離れていくことになるので注意が必要です。

 

それから、柱間の距離(モジュール)が91cmなのか?はたまた1mなのか?によっても

坪単価は違ってきます。

同じように柱が11本立っていても、91cmモジュールなら9.1mだし、

1mモジュールならば10mになりますからね。

 

この要素だけでも家の面積は7〜8坪ぐらい違ってくるので、

坪単価は安くても総額は高いということになるのが、このモジュールの違いによる錯覚ですね。

 

さらに、坪単価は工事費用がどこまで含まれているのか?によっても違ってきます。

というのも、設計費用、地盤調査保証費用、工事監理費用、屋外給排水費用、

照明器具費用、浄化槽費用、カーテン費用といった項目が、

基本見積りに含まれていないことが多々あるからです。

 

仮に設計費用として30万円、地盤調査保証費用として10万円、工事監理費用として30万円、

屋外給排水費用として50万円、照明器具費用として35万円、浄化槽費用として50万円、

カーテン費用として35万円、が基本見積りとは別で必要だとしましょう。

 

となると、240万円もの費用が、工事見積書とは別で必要になってくることになります。

もしあなたの家が30坪だとしたら、これだけでも坪単価が8万円も違ってくるというわけですよね。

 

ですから、工事の範囲についてもしっかり確認すべきです。

消費税がそこに含まれているかどうか?も、案外見落としたり、

聞き落としたりしがちなことなので注意が必要です。

 

消費税だけでも、150万円前後の費用が違ってくることになりますからね。

先程と同じ30坪の家なら、税金だけでも坪単価が5万円も違ってくるということですからね。

外構(庭)の工事費用も計画の中に入れてくれているかどうかも、しっかり確認すべきです。

 

この費用は敷地の大きさや状況によって大きく異なってくるので、

さすがにこの費用まで坪単価に含んでいる会社はないと思いますが、

せっかく家を建てるんですから、この予算もしっかり確保してくれているかどうかも

しっかりと注意をはらうべきポイントですね。

 

この外構費用というのは想像以上に高いものなので、

弊社では、この費用を限りなく抑えることも想定した上で、

家のデザインや間取りなどを考えているので、50万円前後の予算で充分ですが、

デザインが普通の家となると、外構にそれなりに予算をかけないと、

あまり美しい外観にはならないので、弊社が想定している予算の2倍〜3倍ぐらいは、

外構工事に予算を確保しておいてもらう方がいいのではないでしょうか?

 

いかがでしたか?

最低限、これらの知識は身につけていただいた上で、

住宅会社でお話を聞くようにしていただければ、目先の安さに騙されたり、

いい加減さに惑わされることもずいぶんとなくなると思いますので、

まずは、これらについて間違った知識を持たないように

気を付けていただければと思います。

 

それでは、、、