たまには前向き
2018/12/01
こんにちは。アキです。
久々にお休みの日に隠れ趣味の篠笛の練習をしました。
これでも、漫画を読むのとチロルチョコマグネットの制作だけで過ごしているわけではないんですよ (○´ิ∀´ิ○)ドヤァ
とはいえ、一人で完結する趣味には変わりませんが…。飽きっぽい私ですが、細々、のんびり続いている趣味の1つです。
本当に久々過ぎて音がかすれてしまいます。息切れも早くて愕然としました。
篠笛は本来竹で作ってあるものですが、竹を取ってきて手作りしたり、塩ビ管で自作する人もいます。
塩ビ管は意外にいい音が出ますし、ジャーっと洗えるのが良いです。
笛はポップス以外の、従来のお囃子や神楽などはドレミの替わりに123と数字が記載されているか、笛の穴を押える絵が描いてあるシンプルな表現が多く、楽譜を読むのが苦手な私にはちょうど良いのですが、「ピー、ヒャーリヒャラ」と音だけの口伝も多く、古いものは基本「聴く」か吹いている人を「見て覚えろ」スタイルです(´ε`;)
でもそういうところが篠笛の楽しいところでもあります。
練習していたらふと、最初に教えてもらった笛吹きのおじいちゃん先生の言葉を思い出しました。
「道具のせいにするんじゃない」
「俺を目標にするな」
この2つの言葉はすごく印象に残っています。
口数も少なく、ほとんどしゃべらない人でしたが、私も含め誰かが笛がなかなかうまく吹けず、篠笛に文句を言ってしまったり、吹くのをやめたくなったなときにピシャリと一言いうのです。
「道具のせいにするんじゃない」という言葉は、その笛の出来が悪かろうと良かろうと、扱いが難しかろうと必ずいい音がでるという気持ちと、何より笛を吹くのが好きで仕方がないというのが伝わってきました。お手本もほとんど見せない人でしたが、その言葉を言うときは笛をとって綺麗で伸びの良い音を1節吹いて見せてくれるのでした。本当に驚くほど綺麗な音です。そして「最低でもこの笛はこのくらい良い音が出る」と言いながら笛を返します。ぐうの音も出ませんw
そして「俺を目標にするな」。めったに自分ではお手本を見せません。一番いい出来のものや、自分が目標にしていた人の録音したテープや映像を貸してくれるのです。理由を聞いたら、身近な人を目標として決めてしまうと、不思議とそれ以上にはなれないのだとか。だから身近な人は最低ラインと思ってその人よりちょっと上を目指せるような人やイメージを見つけて目標を決めるとよい、と言われました。
正直、その時はなんて途方もない話だろう、と思いましたが、後ろ向きな考えになりそうなときにすごく支えられている言葉です。かなり高齢な方で私が笛を初めて数か月で亡くなってしまって短い間の体験でしたが、とても勉強になりました。
そんなちょっと前向きになれるお話でした。
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