黒石建設

SIMPLE NOTE BLOG

基準がなく不透明な住宅価格を見極めるための知識

2020年02月28日(金) 20:03

2/28(土)から3日間限定の見学会のご案内♪

ぜひお越しください(^^♪

 

住宅業界には、価格表示について、これといった決まりがなく、

非常に分かりにくいがゆえに、購入する誰もが不透明さを感じられると思います。

そして、その不透明さゆえに、終わってみると、契約をした時よりも価格が大幅にアップしてしまい、

最悪の場合、手元にある自己資金でまかなえなくなり、追加融資をお願いしたり、

親御さんからお金を借りざるを得なくなってしまう方などもいらっしゃいます。

 

ですから、これから家づくりをされるあなたは、このようなことにならないように、

家の価格について正しい知識を身に付けるようにしなければいけません。

 

こんばんわ、黒石建設・黒石です。

 

では、なぜこのようなことになるのか?ということについて

まずは、簡単にお伝えしたいと思いますが、

その理由は、住宅会社側が、“お客さんから高いと思われると、

そもそも選んでもらえなくなる”と思っているから、というのが

一番の理由ではないでしょうか?

 

それゆえ、『いくらですか?』と聞かれた時に、少しでも安い価格をお伝えしようとします。

 

そこで高いと思われれば、その時点で商談終了となると思っていますからね。

 

ですから、ある程度商談が進み、“もうこの会社にお願いしよう!”と心に決めた後に、

つまり、契約後だったり工事が始まってから、『実は・・・』という感じで

追加や別途費用についてお伝えするという後出しジャンケンをするようなことになってしまうんですよね。

 

そして、その結果、ここまで来るとそれに従わざるを得なくなることから、

当初より予算がかさんでしまうことになります。

 

家の価格について知っておくべきこと家の価格を安く見せかけるテクニックとして

坪単価表記というものがあります。

 

一般的には、この坪単価という価格表示が最もポピュラーな価格判断の基準となっていますが、

坪単価は、どこの会社でも安く見せかけようと思えば、

いくらでも安く見せかけれことが出来るので注意が必要です。

 

例えば、基本構造を総二階建てにすれば坪単価は安くなります。

他方、平屋にすれば、坪単価は高くなります。

 

つまり同じ面積でも、1階の面積の大小によって坪単価は大きく違ってくるということですし、

また、家の面積によっても違ってくるのが坪単価です。

 

ですから、実際設計してもらい、出来上がった図面を見積もってみてもらうと、

最初にお伝えされていた坪単価とは全然違う価格になっていた・・

というのも決して珍しい話でありません・・・

 

また、使う材料の基本ベースを落としておけば、価格を安く設定することが出来ます。

 

これは当たり前のことですね。しかし、このような設定をしている会社の場合、

良い断熱材を使おうとしたり、無垢材を使おうとしたら、

普段から仕入れていない材料を使用することになるため、

家の性能基準がどんどん上がってきている現在では、

そういった会社で家を建てると、仕入れコストが高くつき、

結果的に余計価格が高くなりがちなので注意が必要です。

 

算出する面積が延床なのか?あるいは総施工なのか?によっても坪単価は全く違ってきます。

 

玄関ポーチやウッドデッキ、バルコニー、吹抜け、中庭、小屋裏などのスペースは、

総施工には含まれますが、延床には含まれませんからね。

 

ですから、もしあなたがこういった要素を、家の中に取り入れたいとお考えであれば、

これらの要素や面積が多ければ多いほど、最初にお伝えされていた価格からは、

どんどん掛け離れていくことになるので注意が必要です。

 

それから、柱間の距離(モジュール)が91cmなのか?はたまた1mなのか?によっても

坪単価は違ってきます。

同じように柱が11本立っていても、91cmモジュールなら9.1mだし、

1mモジュールならば10mになりますからね。

 

この要素だけでも家の面積は7〜8坪ぐらい違ってくるので、

坪単価は安くても総額は高いということになるのが、このモジュールの違いによる錯覚ですね。

 

さらに、坪単価は工事費用がどこまで含まれているのか?によっても違ってきます。

というのも、設計費用、地盤調査保証費用、工事監理費用、屋外給排水費用、

照明器具費用、浄化槽費用、カーテン費用といった項目が、

基本見積りに含まれていないことが多々あるからです。

 

仮に設計費用として30万円、地盤調査保証費用として10万円、工事監理費用として30万円、

屋外給排水費用として50万円、照明器具費用として35万円、浄化槽費用として50万円、

カーテン費用として35万円、が基本見積りとは別で必要だとしましょう。

 

となると、240万円もの費用が、工事見積書とは別で必要になってくることになります。

もしあなたの家が30坪だとしたら、これだけでも坪単価が8万円も違ってくるというわけですよね。

 

ですから、工事の範囲についてもしっかり確認すべきです。

消費税がそこに含まれているかどうか?も、案外見落としたり、

聞き落としたりしがちなことなので注意が必要です。

 

消費税だけでも、150万円前後の費用が違ってくることになりますからね。

先程と同じ30坪の家なら、税金だけでも坪単価が5万円も違ってくるということですからね。

外構(庭)の工事費用も計画の中に入れてくれているかどうかも、しっかり確認すべきです。

 

この費用は敷地の大きさや状況によって大きく異なってくるので、

さすがにこの費用まで坪単価に含んでいる会社はないと思いますが、

せっかく家を建てるんですから、この予算もしっかり確保してくれているかどうかも

しっかりと注意をはらうべきポイントですね。

 

この外構費用というのは想像以上に高いものなので、

弊社では、この費用を限りなく抑えることも想定した上で、

家のデザインや間取りなどを考えているので、50万円前後の予算で充分ですが、

デザインが普通の家となると、外構にそれなりに予算をかけないと、

あまり美しい外観にはならないので、弊社が想定している予算の2倍〜3倍ぐらいは、

外構工事に予算を確保しておいてもらう方がいいのではないでしょうか?

 

いかがでしたか?

最低限、これらの知識は身につけていただいた上で、

住宅会社でお話を聞くようにしていただければ、目先の安さに騙されたり、

いい加減さに惑わされることもずいぶんとなくなると思いますので、

まずは、これらについて間違った知識を持たないように

気を付けていただければと思います。

 

それでは、、、

多くの方が実現出来ていない理想の暮らし

2020年02月21日(金) 12:12

2/28(土)から3日間限定の見学会のご案内♪

ぜひお越しください(^^♪

なるだけ早く決断をしてもらうために、ガンガン圧力をかけてくるのが、

最もポピュラーな不動産屋さんの営業スタイルですが、

場所と日当たりの両方が良い土地となると、とりわけその圧力は強くなり、

ほぼ例外なく、その場で即断即決を迫られることになります。

 

もちろん、その土地を気に入っているならば、迷うことなく即決した方がいいと思いますが、

とは言え、過去に何度もお伝えしたように、そういった土地は、価格設定が高く、

また値引き交渉も難しいことから、家に予算が充分にとれなくなってしまったり、

住宅ローンに大きな負荷がかかってくる可能性が高くなってしまいます。

 

ですから、土地を探し始める前には必ず資金計画を行い、

そもそも、そういった土地を買っていいものなのかどうなのかを、

自分自身が知っておくようにしないといけないわけですが、

しかし、もし買っても大丈夫だという結論に至り購入したとしても、

果たして本当に暮らしやすい家が出来上がるのでしょうか?

 

こんにちは。黒石建設・黒石です。

 

というのも、日当たりが良い土地を買えば日当たりがいいのは間違いないのですが、

その恩恵を充分活かした家になるかどうかは、また別の問題だからです。

 

例えば、日当たりが良い土地の多くは、道路が南に接している土地なのですが、

そんな土地は、以下のような問題が発生しやすくなるというリスクも持ちあわせていたりします。

 

□CASE 1:丸見え

せっかく日当たりの良い土地を買ったんですから、南には大きな窓をつくりたいもんですよね?

しかし、そうなると道路から丸見えになってしまうので、やたらと視線が気になってしまいます。

 

そしてレースカーテンをずっと閉めっぱなしになってしまいます。

(中には、ドレープカーテンまで閉めっぱなしになっている人がいますが、これでは

なんのために窓をつくったのか意味がありませんよね?)

 

□CASE 2:風が通らない

モデルハウスは家の中を見せる家なので、大きな窓を南につくっても問題ないのですが、

実際住むとなると、丸見えになるのは問題だらけです・・・

そして、それを防ぐためカーテンを閉めっぱなしにしていると、

一切風を家の中に入れられません。

 

ここ最近、地域や季節ごとに変化する風の流れる方向まで計算したパッシブ設計を

提案される会社がちょくちょくありますが、そもそも窓が開けられないのでは、

これも絵に描いた餅でしかありません。

 

□CASE 3:眩しすぎてテレビが見にくい

南から射し込んでくる日は、想像以上にキツいものです。

その証拠として、シャッターをずっと閉めっぱなしにしている家や、

すだれを垂らし、さらに緑のカーテンまでしている家を、よくお見かけしませんか?

 

『窓から射し込む日で日光浴を楽しみながらリビングでのんびり過ごす・・』

そう出来れば、これほど最高なことはありませんが、

現実はそのような暮らしを送ることはないでしょうし、

日が反射して眩しすぎてテレビが見にくくなってしまうことから、

結局はカーテンをずっと閉めて過ごすことになります。

 

□CASE 4:ウッドデッキを全く使わない

日当たりが良い土地で、日当たりの良いリビング、

そして、リビングの向こうにはウッドデッキをつくり、そこでバーベキューを楽しむ・・

 

これは多くの方が想像する理想の家像だと思いますが、

丸見えのリビングの外にある丸見えのウッドデッキで、

ご近所さんに見られながらバーベキューなんてするでしょうか?

 

もしかしたら、せっかくつくったので1度や2度はするかもしれませんが、

30万円以上ものお金を費やしたにもかかわらず、

ただの飾りになってしまう可能性が高いのがこのウッドデッキです。

 

その上、無垢材じゃなく、アルミや樹脂などの素材でつくってしまった時には、

夏はやけどするぐらい熱くなるし、冬は一瞬で全身が凍るぐらい冷たくなってしまいます。

となると、他の用途としても使いにくくなってしまいます・・・

 

□CASE 5:生活感丸出し

日当たりがいいと、2階の南一面に大きなベランダをつくります。

そして、ここに洗濯物を干すようになるし、布団も干すようになります。

この場合、確かに洗濯物はよく乾くし、布団もホクホクになりますが、

その反面、生活感が丸出しになってしまうし、

こういった家は、家族構成や間取りが一目見ただけで分かってしまうことから、

プライバシー性に加えて防犯性までも低い家になってしまいます。

 

いかがですか?

言われてみると、なるほどそうだなと思われることもたくさんあったのではないでしょうか?

 

たとえ日当たりが良い土地を買ったからと言っても、

決して全ての家が、明るくて、風通しが良くて、暮らしやすい家になるとは限りません。

悲しいようですが、これが現実です。

 

その反面、一見あまり良くなさそうな土地だったとしても、

予想に反して明るく、風通しが良く、とっても暮らしやすい住まいが出来上がたりするのも、

家づくりにおける意外な事実だったりします。

 

ですから、土地探しにおいてもそうですし、

家づくりにおいても、世間の常識にとらわれ過ぎず、

また偏見に耳を傾け過ぎず、柔軟に物事を考えられるようになっていただければと思います。

 

それでは、、、

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無駄に広すぎる土地を買わないための秘訣

2020年02月14日(金) 20:14

基礎工事の途中で、お施主様から電話がかかってきて、

『●●●●●●●●●●さん、うちの家って小さくないですか?』という質問をお聞きします。

もちろん、決して家が小さいわけでもなければ、弊社が間違えているわけでもないのですが、

目線的にどうしても小さく見えてしまうため、このような不安にかられてしまうことになります。

 

工事前に『小さく感じてしまいますが心配ないですよ!』と、あらかじめお伝えしていてもです。

 

そして、この基礎と同様に実際の面積よりも小さく感じてしまうのが“土地”です。

50坪の土地なんて、極端に言うと、家が建っていなければ

『えっ!?こんなとこに家建つの??』って思ってしまうのではないでしょうか?

 

それゆえ、多くの方が、無駄に広い土地を購入しようとしてしまいます。

 

こんにちは、黒石建設・黒石です。

 

あなたが住もうと考えている地域が郊外であれば、

坪10万円以下で土地を購入出来るところが多々あるので、

60坪を超える土地を購入していただいても、多くの場合、問題ないでしょう。

 

そして、視線の問題だったり、日照の問題をそれほど気にすることなく、

2階建ての家はもちろんのこと、ゆったりとした平屋住宅でさえも建てることが出来るでしょう。

(ゆったりとしたといっても25〜28坪ぐらいの広さです)

 

ですが、あなたが住もうと考えている地域の土地の価格が、

坪20万円を超えるような場合、広い土地がいいなと考え、

60坪を超えて土地を購入してしまうと、大幅に予算が上がってしまうことになるので、

住宅ローンの借入額を増やさざるを得なくなるか、

自己資金をもっと多く入れないといけなくなるか、

家の予算を削らざるを得なくなってしまいます。

 

住宅ローンに負担がいってしまうと、

間違いなく建てた後の暮らしに、なんらかのしわよせがやってくることになります。

 

金銭的にゆとりがなくなり、結果的に精神的にもゆとりがなくなってきますからね。

 

例えば、600万円多く借入せざるを得なくなれば、

35年返済で考えたとしても、単純に20,000円も毎月の返済額が増えてしまうことになります。

 

その上、年齢的に35年返済にするのがキツいとなると、

もっと毎月の負担率が上がってくることになるので、

より生活が厳しくなり、生活の質を落とさざるを得なくなります。

 

ですが、それを少しでも防ぐため、自己資金を多く入れてしまえば、

それはそれで手元にお金がなくなってしまうので、

なんともいえない不安感を抱えながら暮らしていくことになります。

 

もちろん、車だってローンで買わざるをえなくなるでしょうから、

余分な金利を払うことになり、手元にお金が残りにくくなっていきます。

 

ですから、土地にお金をかけ過ぎてしまったこの場合、

最も現実的な選択が、家の予算を削るという選択肢です。

 

ですが、この場合よく考えて家を建てないと、

非常に住みにくい家を建ててしまうことになります。

 

というのも、家のコストを落とそうとすると、1階を可能な限り小さくしつつ、

1、2階の面積が同じである家を提案されるからです。

 

このような家の多くが、1階にはリビングダイニングキッチンしかありません・・・

そして収納がほとんどありません・・・

となると、せめてこれぐらいはと、リビングを広くつくってもらったとしても、

収納が足りないことから、リビングやダイニング、それからキッチンの至るところに、

荷物が散乱することになってしまいます。

 

また、2階に個室が多くあっても、子供が小さいうちは全く使わないことから、

仮に28坪の家をつくったとしても、

実質18坪ぐらいのスペースだけで暮らさざるを得なくなります。

 

下手したら10年以上もの間です。

 

しかし、これでは賃貸アパートの時と、大して広さが変わらなくなってしまう上に、

平面だったアパートに比べて、上下階に分かれてしまう一戸建てでは、

余計暮らしにくさを感じてしまうことになります。

 

ですから、設計に工夫をするようにしなければいけません。

いかにコストを上げずに、暮らしやすさをアップさせるか?という工夫をです。

 

ですが、もっと良い選択肢は、

そもそも土地購入費用を最大限に抑えるようにすることです。

 

平屋となれば、55坪以上の広さがないと間取り的に厳しくなってしまうのですが、

2階建ての場合であれば、土地の形状にもよりますが、

比較的きれいなカタチで区割りしてくれている新規分譲地などであれば、

40〜45坪あれば、カッコ良くて暮らしやすい住まいを建てることが出来ます。

 

となれば、坪20万円の土地であれば、

土地購入費用を300万円〜400万円抑えることが出来るようになり、

その分、建築費用にお金を回すことが出来たり、

家づくりの総費用をカットすることだって出来るようになります。

 

とはいえ、ただでさえ小さく見えてしまう更地の土地なので、

ただ土地を見ただけで、40〜45坪の土地を買うのは、かなり難しく、決断に勇気がいります。

 

ですから、土地探しをする時には、

必ず住宅会社にも協力していただくことをオススメします。

 

それが土地費用を抑え、より理想に近い家を建てる秘訣ですし、

建てた後、金銭的にも精神的にもゆとりを持ちながら暮らしていく秘訣ですから。

 

それでは、、、

資金計画から始まる家づくりで工夫すべきポイントとは?

2020年02月07日(金) 12:00

家づくりでは、最初に予算を明確にしなければいけないのですが、

それはそれで、多くの場合

土地探しが難しくなるという現実にぶち当たることになるので、

その問題を解決していかないといけません。

 

こんにちは、黒石建設・黒石です。

 

簡単な例を挙げて考えてみましょう。

 

例えば、あなたが家づくりで準備できる自己資金が300万円として、

毎月これだったら払えるだろうなーと考えている金額が70,000円だとしたら、

あなたの家づくりの総予算は2,800万円~2,850万円になります。

 

そして、ここから土地や家以外に必要となってくる費用を差し引くと、

土地と家に使うことができる予算が出てきます。

 

仮に、住宅ローンを借りるときに必要となる経費として120万円、

火災保険費用として15万円(10年間)、

登記費用として30万円(表示、保存、抵当権設定)、

家具・家電費用として50万円、

引越しやTVアンテナ工事を含めた雑費として15万円、

地盤改良工事として50万円の、

合計280万円を予算計上したとしましょう。

 

すると、土地と家に使うことができる予算は

2,520万円~2,570万円ということになり、

この予算の中で、土地を購入し、家の間取りを考えていくようになります。

 

ですが、ここで2つの注意点があります。

まず1つ目が、土地購入は土地代以外にも

様々な経費がかかってくるようになるということ、

そしてもう1つが、家の予算の中には、

カーテンや庭(外構)の工事の費用も含まれているということ、です。

 

ですから、土地や家に使える予算は、

さらに少なくなってしまうということなんです。

 

では、この予算をさらに分解していってみましょう。

仮に、あなたが希望するエリアの土地の平均相場単価が坪20万円だとします。

となると、50坪の土地を購入すれば、1,000万円ということになりますよね?

 

ですが、先程申し上げた通り1,000万円の他にも、

経費がかかってくることになるので、これをさらに計上しないといけません。

ここでは、ざっくりと70万円の経費を計上することにしますが、

そうなると土地取得費に1,070万円がかかってくることになります。

 

そして、先程の予算からこの費用を差し引くと、

家に使える予算は、1,450万円~1,500万円ということになります。

カーテンや庭(外構)予算も含めてです。

 

ここで、もしあなたが希望する家が

外構やカーテンを除いたとして1,800万円かかりそうだとしたら、

450万円~500万円もの金額がオーバーしまうことになってしまいます。

 

ですから、この場合、

土地と家それぞれにおいて、

価格を落としていく工夫をしていかなければいけません。

 

  • 土地の価格を落とす工夫

 

エリアを変更することができるなら、

もう少し価格が安いエリアに変更するという方法がありますが、

もしそれが絶対に無理であるならば、

単価の安い土地を狙っていくか、

あるいは土地の広さを小さくするという方法があります。

 

しかし、単価を下げていこうとすれば、

立地やカタチといった土地の条件に少々難があり、

そのせいで売れ残っている土地を狙っていくことになるので、

なかなか思い切ることができなくなります。

 

また、土地を狭くするにしても、

更地の土地自体が、そもそも狭そうに見えてしまうがゆえに、

なかなか思い切ることができなくなります。

 

ですが、このように一見あまり良くなさそうに感じてしまう土地も、

実際家が建ってみると、けっこう良い土地に化けたりするものです。

これらの問題を解決するために、

住宅会社に土地探しに協力をしてもらうことをオススメします。

 

つまり、土地に合わせてプランを描いてもらうということですね。

そうすれば、意外にカタチが悪い土地でも、

十分ゆったりとしていて、明るさや風通しも問題なかったりするんだ、

ということが分かるようになりますし、

また数字だけ聞くと狭そうに感じてしまう40坪ぐらいの土地でも、

実際プランを描いてみると、思っている家にプラスして

車も3台止められたりするということが分かったりします。

 

これだけでは450万円も500万円も落ちないので、

家の方にも工夫が必要になってきます。

 

  • 家の価格を落とす工夫

 

家の価格を最も大きく落とすことができる方法は、

“面積を小さくすること”です。

材料のグレードや性能を落とすという方法もありますが、

これは優先順位としては後の方です。

暮らしやすさや安心感、それからランニングコストのことを考えるならば、

できる限り性能の高い良い家にすべきです。

 

ですから、カットできるであろう不必要なものや

無駄がないかを、まずは考えるように下さい。

 

また、カーテン費用や庭(外構)の工事の費用も

カットすることができる費用です。

間取りや窓の作り方に工夫する必要がありますが、

この2つの項目で100万円ぐらいカットすることができれば、

家そのものへの負担を大きく軽減することができるようになります。

 

以上のように、

土地、家、庭の3つに負担を分散することができれば、

コストカットが随分としやすくなります。

 

これらを考えた上でも、

どうしても予算オーバーするというならば、

それは少し頑張ってでも住宅ローン借入金を増やし、

ローン返済をしていくようにしてください。

 

しかし、こういった最善の努力なくして大幅に予算オーバーするのは

決して賢い家の買い方ではないので、

そのような失敗だけはしないように注意していただければと思います。

 

それでは、、、

最初は良いが後から困る VS 最初は困るが後は良い

2020年01月31日(金) 12:10

明確な予算を知ることなく土地探しをすると、

あっさりと土地を購入することができます。

なぜなら、予算をそれほど気にせず、

住みたいと思うエリアでより条件の優れた土地を、

迷わず購入することができるからです。

 

となれば、トントン拍子であなたの家づくりは進んでいき、

早ければ、土地の契約から半年後には、

新築の家で楽しい新生活を送ることができるようになります。

 

しかし、この流れで家づくりを進めた場合、

多くの方が、毎月のローン負担増による生活苦に陥ってしまったり、

家の予算が全くとれなくなってしまい、

テンションが上がらない妥協だらけの家に

住まざるを得なくなってしまったりしてしまいます。

 

つまり、後々なんらかのしわ寄せが、

あなたにのしかかってくる可能性が高くなってしまうということです。

 

こんにちは、黒石建設・黒石です。

 

例えば、あなたが希望するエリアで販売されている

土地の価格が坪20万円で、販売面積が50坪だったとして、

50坪ではなんだか狭い気がして、

不動産屋さんにお願いして、

土地の広さを60坪に広げてもらったとしましょう。

 

となると、土地代金は1,200万円ということになってくるのですが、

 

土地購入においては、ネットや雑誌などに表示されている費用以外にも、

仲介手数料、固定資産税精算金、登記代、境界費用、

排水負担金、水道加入金といった別途費用が必要になってきて、

これらの費用が100万円前後必要になってくるので、

この土地を購入するにあたり約1,300万円が必要になってくるということになります。

 

ここで、予算のことについてざっくりと考えてみたいと思いますが、

もしあなたが、家づくりで準備できる自己資金が300万円として、

毎月これだったら払えるだろうなーと考えている金額が70,000円だとしたら、

あなたの家づくりの総予算は2,800万円~2,850万円ということになります。

 

となると、あなたが土地代以外に使える予算は、

1,500万円~1,550万円ということになるのですが、

もちろん、これらの予算が全て家に使えるわけではありません…

 

まず、住宅ローンを借りる時に必要となる

手数料や保証料といった経費を除けなければいけませんし、

火災保険費用や住宅取得にまつわる登記代なども、

すべて除けなければいけません。

 

また、エアコンをはじめとして、

新築に伴って必要となってくる家電製品もあるでしょうし、

せっかくの新築に合わせて新しく買いたいと思っていたり、

買い替えたいと思っている家具などもあるでしょうから、

そういった費用のことも考えておかないといけません。

 

さらには、引越し費用やTVアンテナ工事費用などの

雑費のことも考慮しておく必要だってありますし、

もしかしたら必要になるであろう地盤改良費用だって、

予算に組み込んでおかないと、後々困ることになってしまいます。

 

ですから、これらを差し引いた金額が

家にかけられる予算ということになってくるんですよね。

これらの費用は、人によって異なってくるので、

この費用の算出が資金計画では非常に大切なポイントになってくるわけですが、

ここではざっくり200万円の予算を計上してみることにしましょう。

 

となると、家に費やせる予算は、

1,300万円~1,350万円ということになってきます。

しかし、この費用を全て家に費やせるわけではありません。

 

というのも、家を建てるとなると、

庭の工事もしなければいけないですし、

家によったらたくさんのカーテンを設置しないと、

外から丸見え過ぎてずいぶん住みにくい家になってしまいますからね…

 

そして、庭の工事予算として120万円を計上し、

カーテン費用として30万円を計上したとしたら、

家そのものに使える予算は、

1,150万円~1,200万円ということになってしまいます…

 

こうなれば、選択肢は2つしかありません。

1つが、もっともっと借入金額を増やすという選択肢。

そしてもう1つが、その予算で家を建てている住宅会社を探すという選択肢です。

 

前者を選択した場合、

おそらくあなたの毎月の返済金額は、

20,000円~30,000円は高くなってしまうことでしょう。

つまり90,000円~100,000円もの金額を毎月支払っていくということです。

 

あるいは、それがキツいとしたら、

金利が安い変動金利を選択し、

80,000円~90,000円の抑えるようにすることもできますが、

この選択をしてしまうと、将来的にもっと返済負担が高くなってしまうので、

とてもじゃないけどオススメできることではありません。

 

後者を選択した場合は、不動産屋さんが提携している

いわゆるローコストビルダーにお願いするしか選択肢はなくなるでしょう。

となると、デザインや性能がどんなものなのかは、

あなたにも容易にご想像がつきますよね?

 

いかがでしょうか?

これが、予算を明確にしないまま土地を購入してしまった時に、

起こってしまうかもしれないリスクです。

 

確かに、予算を明確にしないまま土地を探した方が

土地の選択肢は増えるでしょうし、

あなたが望む土地を購入することができるようになって

トントン拍子で家づくりを進めやすくなるでしょう。

 

しかしその反面、

こういったリスクを抱えているという現実があることも

しっかり理解いただいた上で、

土地探しをするようにしていただければと思います。

 

とはいえ予算を明確にした場合、

それはそれで、どうしても土地探しが難しくなってしまうので、

一長一短なんですけどね…

 

それでは、、、